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馬車ウマの如く

出会いは別れの始めなり

本日、アタクシの大好きな…大好き~な
園長先生が退職されました。

ちょうどこの28日が、年内の通常保育最終日だったので
ホールで年末集会(レディースみたいだわね)が開かれました。

全園児がホールに集まり、“年を越す”ということについてのお話を聞いたり
年末年始の注意事項を聞いたりしたあと、『お正月』の歌を唄ったりするのです。

園長先生はいつもと変わらぬ様子で、この年末集会に於いて
子供達に『新しい年を迎えること』についての、お話をされました。

そして、主任からの
「これから、もっと大切なお話があります。
 とってもさびしいお話ですが、きちんと聞きましょう。」という前フリのあと
園長先生から子供達へ離任にあたってのご挨拶がありました。

子供達が動揺しないように、と園長先生は本日までこの事を伏せていました。
その事実が園長先生から告げられると、子供達から
「え~~~~ッ!?」
「何でぇぇぇ!?」
「うそだぁぁ!!」
……と、悲鳴のような声が…!!

その喧騒の中、園長先生が一つ一つの思い出をかみしめながら
分かりやすく、自分にとっての保育園生活について、お話をされました。

年長さんの子供達は、悲しさのあまり
男の子も・女の子も泣きじゃくっていました。
その様子を見て、園長先生が下を向いて言葉に詰まってしまったとき、
ホールの後ろで0歳児を抱いていたアタクシもボロ泣き。

もうね。
哀しいし、さびしいし。
でも、これまでの9ヶ月…。
子供達が本当にこのトモちゃんを愛していたんだな…と痛感したひと時でした。
会が終了した後も、年長さんのクラスからはしばらく泣き声が聞こえていました。

午後、本部の会議に出席してそのまま退職となる園長先生が
昼休みのあと、職員を集めて離任のあいさつをされました。
全職員が整列する中、園長先生が事務室に入ってきた瞬間、
アタクシの涙腺全開。
オバちゃん、もうボロボロだわよ。

「自分達の仕事が誰のためにある仕事か、決して忘れないように。
自分のためじゃない、周りのオトナのためじゃない。
子供たちのためです。
常に、“子供達を幸せにするためにはどうしたらいいのか!?”を考えて
仕事をして下さい。」

本当に、この先生の下で働けることが出来たことを、誇りに思う。
この人から教わったことを、子供たちの健康を守るために
必ず生かしていこうと思う。

トモちゃんは、いつも休み時間に
陽だまりの中でコーヒーを飲みながら本を読む人でした。
ですからアタクシ、
感謝のしるしにラムスキンのブックカバーをお送りさせて頂きました。
園長先生が、いつまでも元気で
自分の道を進まれますように………♪

でも……、今日は…さみしさから抜けられない……。
by quaglia | 2007-12-28 22:55 | ゾンビナース日誌

マダムKの脳内暴露blog

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