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馬車ウマの如く

はじめの一歩!!(無駄に長編)

デストロイヤーズ2号のインフルエンザは、
幸いなことに症状が早く消退してくれています。
そこで、本日は以前から立てていた予定をこなすことに致しました。



その予定とは、『お墓の建立』でございます。

墓地に関しては、しげぴーが亡くなった年の夏に権利を取得していましたが
実際に建てる気持ちにはなれずに、現在に至っておりました。

どれくらいお墓建てる気が無かったかというと、
「お骨を土に返してあげないと、仏さんが“ドコに行ったらいいの!?”って思うんだよ。」
…と、アタクシを諭そうとするお寺の住職に対して
「“アタシの傍にいればイイのよッ♪”と、答えます。」
と豪語して、住職を絶句させたくらいです(笑)。

でも…まぁアタクシも、少しずつ色々と考えてみました。
結果、
『彼の魂の傍らに邪なものが絶対寄り付かないようにしてあげないといけないのかな~。』
という気持ちに至り、昨年11月にお寺にお骨を納めたのでございますよ。

お寺に納めに行く前の夜は辛かった。
火葬の前の夜に次ぐキツさでしたね。
居間のテーブルにお骨を持ってきて(ホントにやりましたわよ♪笑)、
アタクシとデストロイヤーズと一緒にご飯食べて、
夜は一晩ず~っと抱っこして過ごして…、
それでお寺に連れて行きました。

その段階を踏んでから3ヶ月。
「今度のお盆の前にはお墓を作ってあげなさい。」という住職の勧めに従おうか…と
心が決まってきたのでございます。

本日午前中、実母のヨーコちゃんと共に墓地の管理人さんに伺いました。
(系列の石屋さんもあるので、先ずは一報くれるように…と指示されていたのです。)
こっちとしては、とりあえずお墓建立を決めた旨を管理人さんに伝えたら
後日改めて石屋に行くつもりだったのですが……。
石屋すぐキターー!!(笑)
早いよ、早過ぎだよ、何?このネットワーク!!

石屋は早速巻尺を取り出して、バシバシ計測。

石屋「お墓、どっち向けるスか~!?」
私「いや…、“どっち?”って言われても…。中で眠るヒトが一番イイようにして欲しいわ。」
石屋「はい、じゃ~南向き…っと!!通路はどれくらいがイイっすか!?」
私「???まぁ…歩いて、しゃがめるくらいあれば…。」
石屋「ホイ、じゃぁ2尺…っと!!」

石屋の軽快なフットワークを見ていて、だんだん愉快になってきたアタクシ。
巻尺持って作業するのを手伝っちゃいましたよ(笑)。
でも、こういう作業を大切な人を見送って直ぐにするのは辛いだろうなぁ。
アタクシなんて、3年経ってやっとここまで気持ちがきたんだから。

その後、石屋の立て板に水のようなお誘いにより
石屋店舗兼展示場へ向かいました。
(別にヘンな業者さんじゃないのですよ、ゴッツい勢いなだけで・笑)

展示場には見本がいっぱい!!
一通り説明を受けていたのですが、デッカイ御影石の一枚板なんか見ているうちにね…
アタクシ思い出しちゃったんですよ~。

この御影石(及びそれで作られた墓石)というアイテム、
魁!!男塾』で己の破壊力を相手に見せつける時によく使われるんですよね~!!
硫酸の湖に落とされて、骨だけになる小動物と同じくらいの使用頻度です(笑)。

赤石センパイと剣 桃太郎の戦い(巌流島)の時も、試合前のデモンストレーションとして
“剣 桃太郎之墓”と彫られた墓石をセンパイが斬岩剣でブッた斬ってました。
また、Jが初登場のシーンで工事現場を通っているときに
建設中のビル上部から重さ300tの御影石が降ってきました。
もちろんJはこれを拳一つで砕くワケですよ!!
そして撲針愚でJが桃と闘う前にも、やはり墓石ちっくな巨大板でできた扇風機(!!)を
その自慢のパンチでカチ割るのですね~。
…いずれの試合も剣桃太郎の勝利でしたが(笑)。

そんなこんなで、石屋が一生懸命自社が扱う石の素晴らしさについて説けば説くほど
アタクシの頭の中はどんどん現実から遠く離れて行きました。
石屋さん、ゴメンね。

幾らなんでも今日いきなり全てを決められないので、
住職にも相談したり・自宅でじっくり考えるためにカタログを数点もらいました。
お茶を頂きながら、それをパラパラめくっていきました。

お墓のモデルはそれぞれに某かの名前が銘打たれていました。
花の名前だったり・山の名前だったり、色々と……。

しかし。
アタクシは見つけてしまいました!!
インド産赤御影石使用モデル、
その名も【パルテノン】!!!!
パルテノンって…、もはや墓を越えて『神殿』ですよ奥さん。
銀さんに言わせると“パプペポン”ですよ~~。

もうアタクシ、その瞬間から【パルテノン】というネーミングの虜になってしまいました。
ウチのお墓、パルテノン~~ッ♪
などと、嬉々として語る己の姿すら目に浮かびます。

実際のところはパルテノン神殿のミニチュアってワケでも無いですし、
石が赤すぎてちょっと……なので、選択はしないと思いますが。
でも、すごくインパクトありました。

また、店を去り際に骨堂の見本が幾つか置いてあるのを見ました。
無料で施工されるコンクリのもの(通常バージョンなのかな!?)。
また、白系の石で作られたものや、更にその内側に経文などを彫り込んだもの。
そのほか、石の内側に施されセラミック地にこちらでオーダーした図画などが
描かれた物もありました。

セラミック内装の骨堂は本当に色鮮やかに絵が描かれていたものですから、
アタクシはまたヘンにワクワクしてきてしまいました。

「コレって、この内壁に玄武とか朱雀とかの四聖獣描いてもらったりも出来ちゃうんですかッ!?
おまけに天井に北斗七星なんかも書いたら、古墳みたいで超カッコイイですよね~ッ!!」と大興奮。
ヨーコちゃんの
「アンタとしげぴーだけの墓じゃないんだから。
一緒に入るお義父さんが困らないようにしなさいよ。」
という一言を聞くまで、頭の中が大暴走してました(笑)。

…まぁお墓はアタクシとしげぴーのスイートホームですから、
じっくり納得いくように考えたいと思います。



……予算のこと、すっかり忘れてた…。
by quaglia | 2007-03-04 21:44

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