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馬車ウマの如く

生き抜かなくては!!

今日から出勤です。
デストロイヤーズ1号は午前授業。
デストロイヤーズ2号は欠席させました。
(骨折まだ完治していないので、緊急時の対応が心配だったからです。)

保育園にはいつもの9割のお子さんが登園。



11日、激しい余震の中
恐怖のために泣き叫びながら
親御さんに抱かれて帰って行ったお子さん。

そんなお子さん達が笑顔で登園する姿に
心底ホッと致しました。

そんなアタクシ、実はかなりの体調不良。
11日から殆ど寝ずに過ごしていたので
眼精疲労に陥っていたと思われ。

でも、あの揺れを耐え抜いた保育園と園児さんと、
職員のみんなに会えた嬉しさに力を振り絞って勤務しました。

…今日は園児・職員がホールに集まって
集会をもつところから始まりました。

「命があることに感謝して、わがままを言わずに頑張りましょう!!」

あるものを工夫して作っていただいたお給食。
節電・節水しながらの保育。
大きな余震に備えての合同保育。
もちろん、戸外活動はしばらく自粛。

でも生きていただけでいい。

帰宅すると、デストロイヤーズ1号が真っ先に
その日の午前授業の様子を言いに来ました。

1号の通う中学校は老朽化が激しく、
震度5クラスの地震で倒れる危険がある校舎です。
(現在別の土地で新校舎が建築準備に入っています。)

1号たちは登校してから、クラスごとに短時間校内に入り
11日に置きっぱなしにしていた荷物を回収してきたとのこと。

「玄関の靴箱が斜めに倒れてて、釘とか飛び出してた。」
「教室の黒板の下の壁に大きなヒビが入ってた。」
「テレビも落ちかけてた。」

アタクシは様々な様子を聞かされ、
その一つ一つにうなづいていました。

「………時計が14時46分で止まってた………。」

そう言って1号が泣き始めました。
「ウチ、あの時計もう見たくない……!!」

胸がぐっと苦しくなり、思わず1号を抱きしめました。

そう。
私たちは大変な事態に見舞われてしまった。
夢でもまぼろしでも無い、
私たちはその事態の中に存在している。

昨日、電気が復旧してテレビがついた時、
沿岸の様子を視覚的に突きつけられて
涙が止まりませんでした。

アタクシたちは、家族が無事で幸せです。
しげぴー、ありがとう。
本当にありがとう。
by quaglia | 2011-03-14 23:55 | 東日本大震災

マダムKの脳内暴露blog

by quaglia
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